新築の頃は綺麗だったのに、それから数年後に改めてみると、汚れがひどくなっていることがあります。
お家が買った時のように、綺麗な外壁になるよう、お力になれればと思っています。
外壁汚れの原因とは
なぜ、外壁が汚れるのか。
一生綺麗な状態でいてくれることを、本当は希望したいのですが、外壁は常に汚れの原因にさらされています。
◇汚れの原因
- チリやほこり
- 排気ガス
- 紫外線
- 細菌類
- 雨、風
など、多くの原因があります。
上記のような直接的な原因ではなく、
- 家同士が近く日陰になりやすい、又湿気が生まれやすい
- 雨が多い地域
- 日照りが多い地域
など、環境によっても変わってきます。
どんな状況だと洗浄したほうがいい?
外壁がどんな状態であれば洗浄で済ませられるのか、下記は築年数から考えた外壁洗浄のタイミングです。
目安を参考にしていただければと思います。
築年数 | 状態 | 詳細 |
築0~5年 | 良好 | 特に目立つ汚れも少なく、洗浄も不要 |
築5~7年 | 洗浄を考えてもいい目安 | 外壁に汚れが付いてきた |
築7~9年 | 洗浄が必要なレベル | 外壁の汚れが目立ってきた 多少ひび割れができてきた |
築9年以降~ | 専門業者による洗浄、もしくは塗装が必要なレベル | 汚れ以外にもカビ・コケなどが出てきた ひび割れが大きくなってきた 手で触ると粉状のものが付く(チョーキング化) コーティングが剝がれてきた |
使用されている塗料にもよりますが、大体築10年前後が、メンテナンスのタイミング時期と考えるとこが多いです。
なんで外壁を洗浄する必要があるのか。
「外壁が汚れたって、大丈夫でしょ?」
と思われるかもしれませんが、外壁にとって洗浄は大切なものです。
汚れが付いたからと言って、今すぐどうにかなるわけではありませんが
汚れているのにそのままにしてしまうと・・・
- 見た目が悪くなる
- 時間が経つと汚れが落ちにくくなる
- 外壁の劣化を早める
- 外壁が劣化すると雨漏りや構造を腐朽させる原因になる
上記のようなデメリットが働いてしまいます。
◇洗浄する理由は劣化を防ぐため
外壁についた「汚れ」「カビ」「コケ」などをそのまま放置し続けると、外壁表面の劣化を進めてしまいます。
劣化が進み、撥水・防水機能が無くなると、雨水が建物内に侵入して構造材を腐朽させます。劣化を引き起こす原因をそのままにしておくと外壁が本来持っている、耐久性が短くなってしまいます。
そうなると、修繕に相当な費用が掛かってくるため、劣化を早めに発見し、早めに洗浄などで対処することで家にかかるメンテナンス費用を抑えられ、お家の状態を健康に保つことができるようになります。
外壁の汚れを落とす方法
外壁の清掃方法をご紹介していきます。
清掃は自分でやるか専門業者に頼むかどちらになると思います。
それぞれの進め方を解説していきます。
自分で掃除する
付いたばかりの汚れであれば、自分で掃除することも可能です。
自分で外壁掃除を行う際の方法をご紹介します。
準備するもの
- 外壁用洗剤
- カビ取り剤
- やわらかいスポンジ
- 歯ブラシ
- 高所用ブラシ
- ホース
- バケツ
- ゴム手袋
掃除方法
1.上から下へホースで水をかけ、簡単に汚れを洗い流す。
2.水で落ちなかった汚れをブラシやスポンジを使用して洗剤で洗う
3.最後に念入りに水を流して洗う。
この時の注意点は、ブラシやスポンジで外壁の表面にある塗膜を傷つけないよう
やわらかいものを選ぶことです。
スポンジやブラシで落ちないときは家庭用の高圧洗浄機を使用するのも良いでしょう
高圧洗浄機は高圧で水を噴射し、外壁に付着した汚れを弾き飛ばすことができます。
しつこい汚れも落とせる便利な機械ですが、以下に注意が必要です。
- 音が出る
- 近隣に水が飛散しやすい
- 窓や換気扇は養生してから洗浄したほうが安心
- 外壁を傷つけて劣化を早めることもある
- 水圧が強く、当たったものを壊す恐れがある
水圧が強い故、汚れを落とせるのですが、同時に外壁表面を傷つけたり、窓や換気口から
水が入り込むこともあります。
人にあたると危険なので、取り扱う際は十分に注意してください。
プロに依頼する
自分では落ちない汚れや、長年こびりついてしまった汚れ、素人が掃除するのは危険な高所の汚れはプロに任せましょう。
その汚れにあった洗浄をしてくれます。
費用は掛かりますが、お家にあったプランを選ぶことが重要になってきます。
ぜひ一度、お問い合わせください こちら
まとめ
外壁汚れの原因は「ホコリ、排気ガス、紫外線、カビ、コケ、雨風」など多種多様です。
ひどくない汚れであれば、自分で落とすこともできます。
外壁の色によっては、目立たないこともありますが、そのまま放置するのはお勧めしません。
汚れが徐々に外壁を劣化させ、いずれ建物に雨水が浸み込み始めます。
汚れが目立ってきたら、できるだけ早く洗浄して落としましょう。